オメガ3で生活習慣病を防ぐにはどんな飲み方が良いの?

オメガ3で生活習慣病を防ぐためには、なるべく血糖値を上げないように摂取するのが大切なので、食物繊維と一緒にとることができる飲み方をする必要があります。


血糖値が上がるということは脂肪が内臓などに蓄えやすくなることを意味するので、生活習慣病を防ぐためには、血糖値を急激に上げないようにして、中性脂肪値を低く保つことが大切です。
オメガ3は不飽和脂肪酸の中でも脳の認知機能に関与したり、血中の中性脂肪や悪玉コレステロールの値を下げる働きがあるとされています。


この不飽和脂肪酸は体に吸収されるとDHAに変換されるので魚からDHAなどの健康成分を摂取するのと同じ効果が期待できます。オメガ3を多く含んでいるのはナッツ類や緑黄色野菜、植物性の油などですが、簡単に摂取できるとして人気の高いものにはアーモンドやカシューナッツなどがあります。
これらのナッツはオメガ3だけでなく、たんぱく質や炭水化物も含まれているので、少量食べるだけで十分に生活習慣病を予防することができます。


アメリカやヨーロッパなどでは空腹時にナッツを食べる人に肥満体型の人が少ないとされていて、チョコレートやドーナツなどを食べる代わりにナッツを食べるのが流行しています。

オメガ3はサプリメントとしても販売されていて、多くの場合は魚油から作られています。DHAなどを含むオメガ3のサプリメントはアメリカなどでは人気ランキングトップの商品になっていて、日本でもドラッグストアなどで購入することができます。

日本人の場合は魚を食べる機会が多いので、オメガ3が不足することはあまりないとされていますが、欧米型の食事を毎日食べている人は不足をしている可能性があります。

こちらのサイトでも詳しく解説されていますが、脂肪酸がポイントとなります。
また不飽和脂肪酸は摂りすぎてもあまり意味が無いとされていて、オメガ3の場合はオメガ6脂肪酸とのバランスを考えて摂取する必要があります。

植物性油脂ではオリーブオイルにも含まれていますが、含有量が多いのは亜麻仁オイルなので、魚が苦手な人の場合は亜麻仁オイルを取ることで不足するのを防ぐことができます。

しかし亜麻仁オイルは独特の風味があるために、使用する料理が限られているので、多くの場合はサラダなどにそのままかけてドレッシングとして食べられています。

注意点としてはオメガ3脂肪酸は酸化しやすいので加熱しない料理に使用するということで、魚を食べる場合には焼き魚ではなく、刺し身の状態で食べないとたくさん摂取することはできません。

オメガ3で血管ケアをして生活習慣病を防ごう

動脈硬化のリスクを高めてしまう原因は、コレステロールや中性脂肪の血中濃度が上がることです。

コレステロールと中性脂肪は、どちらも血液中に増えすぎると活性酸素によって酸化されて、過酸化脂質に変化します。過酸化脂質は動脈の内壁にこびりついて、血管を狭く、硬くしてしまいます。これによって生じるのが動脈硬化で、血管のしなやかさが失われてしまいます。

DHAなどのオメガ3には、余分な中性脂肪を取り除く働きがあります。さらに、LDLコレステロール(悪玉)を取り除いてHDLコレステロール(善玉)を増やしてくれる作用もあります。
こうして血液の中のバランスが整うことで、動脈硬化を防いでくれます。
また、細胞を柔らかくしてくれる働きもあるため、動脈自体が柔らかくなって、動脈硬化を防ぐことができます。

オメガ3には、血液をサラサラにする効果もあります。その秘密は、赤血球とDHAの関係の間に隠されています。
血液のなかに含まれている赤血球は、健康だと柔らかく変形することができます。なので、自分の大きさよりも細い毛細血管をすり抜けることも容易です。
しかし、DHAが不足すると赤血球が硬くなって赤血球が毛細血管を通ることができなくなるため、細い部分で詰まってしまいます。

しかし、心臓はなんとか全身の隅々に血液を流そうと頑張るため、心臓に負担がかかります。これが高血圧の原因になります。高血圧は単独で起こることもありますが、動脈硬化や糖尿病、脳卒中や心筋梗塞の合併症として生じることもあります。
オメガ3を摂取すると赤血球が本来の柔らかさを取り戻すので、毛細血管の間も通過できるようになり、血液がサラサラの状態になります。オメガ3は高血圧の予防にも効果が期待できますし、動脈硬化や糖尿病、脳卒中や心筋梗塞の合併症として起こる高血圧も防いでくれるということです。

高血圧のになると血管の内壁に負担がかかって、その部分がボロボロになってしまうことがあります。しかし、オメガ3で高血圧を防ぐことができれば、その負担を取り除くことができるので損傷を防ぐことができます。

動脈硬化は様々な生活習慣病のリスクを高めてしまう原因になりますが、オメガ3を摂取して血液が流れやすい状態にしておくことで、病気の発症を防ぐことができます。
成人の推奨摂取量は、250mg〜500mg/日で、妊婦と授乳婦はこれに加えてDHAをプラス200mg摂取するのが望ましいとされています。

オメガ3は喘息にも効果がある?

喘息という病気は肺や呼吸器の炎症によって起こっている場合があります。空気汚染の可能性や遺伝、その他の要因となっているケースもありますが、多くは日々の栄養管理によって改善することがほとんどです。
体の炎症を抑えるために効果的な栄養素がオメガ3系脂肪酸です。オメガ3系は魚の脂に含まれているDHAやEPAが該当し、炎症を抑える働きがあります。その対をなしているのがお肉などに多く含まれているオメガ6系脂肪酸です。こちらは炎症を起こす働きがあるので、食事のバランスが偏っている方は喘息やアトピー性皮膚炎、動脈硬化やその他の合併症にかかるリスクが高まります。現在の分子栄養学ではオメガ3:オメガ6は1:2がよいといわれていますが、肉食が中心となっている現代ではそのバランスが1:5~1:10程度まで崩れてきています。


このような食事バランスだと喘息等が発症しやすくなりますし、オメガ3の摂取を意識的にしたほうがよいでしょう。食品から摂るのであれば、青背の魚がおすすめです。鯖やいわし、さんまなどはDHAやEPAを多く含んでおり、オメガ3系の摂取には申し分のない食品です。オメガ3系には炎症を抑える作用だけではなく、血液をさらさらにする効果や動脈硬化などの酸化を防ぐ力もあります。生活習慣病に大きな効果のある栄養素なので年齢が気になってきた方にもおすすめできる栄養素です。


また喘息によい食品としてあげられるのが山芋やオクラといったネバネバ系のもの。粘膜のサポートをしてくれるので、器官の炎症を抑えることができますし、細菌やウイルスなどの侵入を防ぐ役割もあります。


あとは免疫系を高めるためにビタミンをバランスよく摂ることでしょう。マルチビタミンを摂取していれば体の免疫機能は確実に高まります。脂質や炭水化物は過剰摂取すると身体に良くない作用がありますが、ビタミンの中でも水溶性ビタミンに関しては尿として体外へ排出されるので問題ありません。食品から摂取する分には問題ないでしょう。ただし健康補助食品を使って栄養補給する場合は注意が必要です。ビタミンAやビタミンEといった脂溶性ビタミンは身体に蓄積するため取りすぎると身体に影響を及ぼすことがあるのです。単体の栄養素しかとれないサプリメントではなく、マルチビタミンで総合的に摂取できるものを選びましょう。自分にあった補助食品を使って喘息などの諸症状を改善させてくださいね。

オメガ3で生活習慣病の糖尿病は予防できる?

糖尿病とは血液の中のブドウ糖濃度を調節する機能が弱まった状態で、ブドウ糖濃度が高くなったままの状態になってしまう病気です。
ブドウ糖は身体を動かすための大切なエネルギー源ではありますが、ブドウ糖濃度が高いままだと身体に様々な障害をもたらしてしまうのです。


糖尿病には大きく分けて2種類のタイプがあります。
インスリン依存型とインスリン非依存型の2タイプです。

インスリン依存型は全体の3パーセント程度しかおらず、発症の原因として肥満やストレスや生活習慣などとは関係がほとんどなく、主な発症の原因は遺伝性のものであったりウイルスだと言われています。
治療にはインスリン注射をすることが必須で、痩せている人でも子供でも若い人でもなってしまう危険性があります。


一方、インスリン非依存型は、生活習慣が原因で起こる糖尿病になります。
日本国内の糖尿病の患者の9割以上がこちらのタイプになります。
インスリンの分泌が少しずつ悪くなって、最終的にはインスリンそのものの作用が悪くなってしまいます。
血液の中のブドウ糖の量を調整していくのがインスリンという名前のホルモンなのです。
インスリンは血液の中からブドウ糖をエネルギーにかえるはたらきをしています。
インスリンの分泌量が減ると食事をしたあとに血糖値が上がりすぎてしまい、尿に糖が出てしまったりします。


初期の状態では自覚症状などはありません。
そのままの状態を放置しておくと合併症を引き起こしてしまうのが糖尿病の怖いところになります。
糖尿病だけでは死なないのですが、合併症には心臓病や腎臓病など死に直結してしまう恐ろしい病気があるのです。


現在は一度発症してしまうと完全に治す薬などはないのですが、オメガ3系脂肪酸などを摂取することによって病状の改善や予防に効果があることがわかってきました。
オメガ3系脂肪酸の中の青魚などに含まれているEPA・DHAは、中性脂肪の量を下げるはたらきと、血糖値の上昇を抑える効果があるのです。


血糖値の上昇を抑えるということは、そのまま症状の改善につながります。
中性脂肪の量を下げてくれれば、血液の流れもよくなるのです。
もちろんオメガ3系脂肪酸のみを摂取していれば症状が軽くなるというわけではなく、生活習慣の改善や食生活の見直し、運動なども同時に行っていく必要があります。


オメガ3系脂肪酸は、多価不飽和脂肪酸にあたり、健康に良い脂肪分ということが出来ます。
食事などでオメガ3系脂肪酸を摂取しきれない場合は、オメガ3系脂肪酸のサプリメントなどを併用することをおすすめします。

生活習慣病の脂質異常症が気になったらオメガ3!

脂質異常症は、中性脂肪やコレステロールが増えすぎて血液の粘度が上がり、ドロドロ血液になってしまった状態です。これを放置してしまうと、血管のなかで血栓ができて心筋梗塞や脳梗塞などの、命に関わる病気になる危険性があります。

脂質異常症が気になったら、オメガ3系脂肪酸を摂取すると、予防・改善効果が期待できる可能性があります。
魚を多く食べる地域の人には動脈硬化が少ないということから研究が進められて、いまでは臨床試験でも解明されています。

オメガ3は、肝臓でのトリグリセリド(中性脂肪)の合成抑制と、血液中のトリグリセリド分解促進の効果を発揮してくれます。これが脂質異常症の改善につながると考えられています。

脂質は主に肝臓で合成されるのですが、このときに働く酵素の働きをオメガ3が阻害してトリグリセリドの合成を抑制します。

血液中にはトリグリセリドを分解する酵素LPL(リポ蛋白リパーゼ)が存在していて、この酵素が増えるとトリグリセリドの分解が促進されます。
オメガ3はトリグリセリドの分解に関わるLPLを増やす働きがあるため、結果として血中のトリグリセリドの値を減少させてくれます。

脂質異常症の予防や改善のためには、悪玉コレステロールを増やす原因となる肉中心の食生活を改めることが必要です。悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やすことができれば、対内のコレステロールのバランスが整うので、体内の脂質のバランスが取れるようになります。

青魚に含まれているオメガ3系脂肪酸では、DHA(ドコサヘキサエン酸)が悪玉コレステロールを減らして、EPA(エイコサペンタエン酸)が善玉コレステロールを増やす働きをしてくれます。
あわせて摂ることで脂質バランスを効率よく整えることができるということです。

青魚以外から摂取するのであれば、食材ではシソ油、えごま油、菜種油、アマニ油、くるみなどがあります。アマニ油とえごま油は熱に弱いので、ドレッシングにしてサラダなどにかけて食べるといいでしょう。

余計なカロリーをとらずにオメガ3を摂取したい場合は、サプリメントを利用するという方法もあります。サプリメントを選ぶときには、DHAとEPAの含有量を確認しておきましょう。厚生労働大省は、食事摂取基準ではDHAとEPAを1,000mg/日摂取することを推奨しています。この値を満たせるかどうかを確認して選ぶと、効率よく使えるでしょう。

生活習慣病、メタボはオメガ3で防げる?

メタボは基本的には運動不足や食べ過ぎが原因なのですが、一度太ってしまうとなかなか痩せることが難しいという問題があります。上手に痩せるためには摂取カロリーを減らして、消費カロリーを増やすことが重要なのですが、食習慣を簡単に変えることはできません。


オメガ3脂肪酸は血中の中性脂肪やコレステロール値を下げることができるので、血流を良くして生活習慣病を防ぐことができますが、上手に摂取しないと効果が半減してしまいます。
オメガ3脂肪酸を摂取する時に気をつけておきたいのは加熱をしないということで、炒め油として使用してしまうと有効成分が酸化するので本来の健康効果を発揮することができなくなります。


オメガ3という成分は青魚やアーモンド、植物油などに多く含まれていますが、風味が独特なので日本食などに使用するのが難しいという問題があります。青魚の代表的なものはサバですが、保存するのが難しく、焼き魚や揚げ物として食べられることが多くなります。
青魚を加熱調理してしまうとオメガ3が消失してしまうので、メタボ対策としての効果があまり期待できなくなります。また青魚は脂肪分が非常に多いのでカロリーが高いので食べ過ぎると体に脂肪が蓄積してしまいます。


アーモンドやカシューナッツの場合は、炭水化物と食物繊維、脂質をバランス良く含んでいるので上手に食べるとメタボを解消することができます。また間食として食べることができるので、高カロリーのケーキなどのかわりに食べると無理なくオメガ3を摂取することができます。
ナッツでオメガ3を摂取するときの問題点としては、どうしても食べすぎてしまうことで、100グラムあたり600キロカロリーもあるので、テレビを見ながら食べているといつの間にかカロリーオーバーになります。
適度に食べれば非常に体に良い成分ですが、食べ過ぎれば全て内臓などに脂肪として蓄積されてしまうので、なるべくならば重量を量りながら食べるのが理想的です。


オメガ3は魚やナッツに含まれていると独特の臭みを感じることはありませんが、亜麻仁油などで摂取しようとすると独特の風味が強すぎるために料理に使うのが難しい場合があります。
アメリカなどでは亜麻仁油はサラダ用のドレッシングとして使用されることが多く、加熱せずに生のままのサラダにかけることで効率よくオメガ3を摂取しています。亜麻仁油は普通の油よりも少し価格が高いのですが、毎日10グラム程度摂取すれば良いのでコストパフォーマンスは非常に良い油です。

オメガ3で生活習慣病、高血圧は防ぐことができる?

日本人の死因第二位の心疾患や、第三位の脳疾患では、その原因が動脈硬化や高血圧などの生活習慣病が関っていることがわかっていますが、これらの生活習慣病のリスクを軽減させるためには、オメガ3系脂肪酸がとても効果的です。
そして、このオメガ3とは、DHAやEPAなどの脂肪酸のことをいい、これらにはさまざまな健康効果があることが判明しています。


例えば、北極圏に住むイヌイットは、野菜や果物などを殆ど口にしないにも関らず、心筋梗塞に罹る割合がとても少ないことからイヌイットの身体を検査したところ、動脈硬化の進行がなく、血液サラサラで健康そのものであることがわかりました。
その原因は、イヌイットがアザラシを良く食べていたことに関係があり、アザラシの主な主食がアジなどの青魚で、これらの青魚にはオメガ3系脂肪酸が豊富なことから、アザラシの肉にもオメガ3が豊富に含まれていました。


また、魚に含まれる脂肪を中心としたイヌイットの食生活に較べ、肉の脂肪を中心とした食事のデンマーク人は、心筋梗塞などの心疾患による死亡率がイヌイットの7倍にも上ることが調査結果で判明しています。
通常、高血圧と診断された場合には、既に身体の中で動脈硬化が始まり、血流が悪く、血管が硬くなっていることが少なくありません。
そして、血液中のコレステロールや中性脂肪が増加することで血管が狭まり、血流を良くするためにさらなる圧力がかかって血圧が高くなると、やがて、狭心症や心筋梗塞などさまざまな病気になる恐れがあるので、高血圧は予防することが肝心といえます。


また、これらの予防には、オメガ3系脂肪酸が役立ち、オメガ3を摂取することで、血液がサラサラになり、血管の隅々にまで血液を届けられるようになります。
さらに、 オメガ3は、水に溶けやすく、固まりにくい特性があるので、血管内で動脈硬化を予防し、心筋梗塞や心疾患、脳梗塞などの血管系疾病のリスクを下げることにも役立ちます。
なお、DHAやEPAといったオメガ3系脂肪酸の摂取では、沈着していたコレステロールも取り除くことが可能なため、血圧の降下に効果的ですが、赤血球を柔らかくし、血液中の脂質のバランスを整えるので、血管が傷つくことなく、動脈硬化を予防するほか、血流が改善されることで、血圧が下がり心臓病のリスクも減らせるようになります。


そのため、血液がドロドロになるのを防ぎ、高血圧などの生活習慣病にならないためには、DHAやEPAを多く摂取する生活を心掛けるようにすることが大切です。
このようなオメガ3を多く含む食品では、DHAやEPAが豊富な青魚や、えごま油、シソ油、亜麻仁油、クルミなどがありますが、魚が苦手な人や食べる機会が少ない場合には、毎日、オメガ3を気軽に摂取できるサプリメントなどで補うことで、高血圧を予防することができます。

オメガ3で予防できる生活習慣病とは

サプリメントなどで近年人気になっているのがオメガ3脂肪酸を含んでいる商品です。
オメガ3脂肪酸とは、不飽和脂肪酸で必須脂肪酸のひとつになります。体の中では合成できない脂肪酸のため食事などから摂取することが必要な栄養素です。


オメガ3には様々な生活習慣病を予防する効果があるとされています。
予防できる具体的な病気としては、心筋梗塞や動脈硬化、肥満、脂質異常症、高血圧の予防などが挙げられます。そのほか、炎症を抑えたり、がんを予防する効果なども期待できます。
この生活習慣病を予防する効果はコレステロールを下げる働きと、中性脂肪を下げる働きがあるためだと考えられています。


オメガ3には血液の流れを塞いでしまう働きのある悪玉コレステロールを減らす働きのあるDHAやEPAが含まれています。また、余分なコレステロールを回収してくれる善玉コレステロールを増やす働きもあることでコレステロールを減らしていくことができます。
中性脂肪は体のエネルギーとして必要なものですが、増えすぎると体脂肪として蓄積されます。溜まった体脂肪は内臓や皮下脂肪として蓄えられ、肥満や病気の原因となってしまいます。しかし、オメガ3脂肪酸の一つであるEPAを継続的に摂り続けることによって血液の中の中性脂肪を減らすことができることがわかっています。


このような働きから、脂質異常症や高血圧などの病気も防ぐことにつながります。
オメガ3脂肪酸を含む、食材としては青魚に豊富に含まれています。ブリやサバ、さんま、イワシ、鮭、アジ、マグロなどに多く含まれており、脂が多く乗っている魚の方が含有量が多くなります。
1日の摂取量としては、イワシなら2尾程度になります。脂に含まれている成分のため、焼き魚などの脂を落とす調理法だと量は減ってしまいます。


脂をしっかり摂りたいという場合には、脂も溶け込んだ汁物などがオススメです。煮魚にする場合には、煮汁まで食べられるように工夫をするのも良いとされています。


最も効果的に取れるのは刺身です。
魚が苦手だという場合には、エゴマ油やシソ油などの油が有効ですが、加熱に弱いためそのままスプーン1杯を飲むか、出来た料理にさっとかけたり、サラダのドレッシングとして使うなどの形で取り入れていきます。
そのほか、くるみなどのナッツ類、チアシードなどにも含まれています。
食事だけで取りにくいという場合には、サプリメントで補うことも効果的です。

現代人と生活習慣病、オメガ3の関係

高血圧・高脂血症・糖尿病といった病気は生活習慣病と呼ばれていて、現代人の食生活の欧米化による影響が大きいと考えられています。
食生活以外にも運動習慣や喫煙、飲酒、ストレスといった生活習慣も関係していますが、特に食生活の影響が大きいため、食事を見直すことが生活習慣病の改善には欠かせないと言われています。

偏った食事や偏食などにより動脈硬化を発症すると、動脈の老化が起きたり、動脈の壁に脂質が貯まるようになります。すると血管の弾力性が低下したり、血管の中が狭くなってしまいます。

これを放置しておくと、狭心症や心筋梗塞といった心臓の病気、脳梗塞、下肢に現れる閉塞性動脈硬化症(ASO)などの合併症のリスクが高くなります。

これを防ぐのに良いと言われているのが、オメガ3系と呼ばれる多価不飽和脂肪酸です。EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)といった魚介類や海藻類に多く含まれている成分で、血中コレステロールを下げる働きがあります。

不飽和脂肪酸には動物性脂肪に含まれるアラキドン酸のようなものもありますが、これは動脈硬化を促進させてしまう働きがあります。

一方、二重結合を持つ不飽和脂肪酸のなかで、3番目の炭素原子に二重結合を持つEPAやDHAのようなオメガ3系脂肪酸は、動脈硬化を防ぐ働きがあります。

コレステロールを下げる薬を服用している高脂血症の日本人18,500人を半分に分けて、半数に高純度EPA製剤(医療用医薬品)を5年間投与した調査では、EPA製剤を服用した人はしなかった人に比べて心臓病のリスクが5年間で約19%低下したという報告もあります。
つまり、臨床試験でも、オメガ3系脂肪酸には生活習慣病である心臓病を防ぐ効果が確認されたということです。

オメガ3系脂肪酸のなかでも、特に血液をサラサラにしたり、固まりにくくさせたり、血液中の脂肪を下げたり、血管の弾力性を保つ効果が高いと言われているのはEPAです。
血液がサラサラになる理由は、赤血球を柔らかくしたり、血小板が凝集してしまうのを防ぐ効果があるからです。コレステロールや中性脂肪が下がるのは、脂質代謝が改善されるからです。

オメガ3系脂肪酸が多く含まれているのはサバ、マグロなどの青魚です。サバに1,600mg/100g、マグロには1,400mg/100gのEPAが含まれています。
オメガ3系脂肪酸を摂取することで、欧米化の食事によって増大する生活習慣病のリスクを減らすことができます。

オメガ3がもたらす健康効果とは

オメガ3は必須脂肪酸のひとつであり、体内では合成することができないので、食品から積極的に摂取する必要があります。オメガ3には様々な健康効果があることでも知られています。
まずオメガ3の健康効果として、コレステロールを下げる効果があげられます。コレステロールが増えすぎると、動脈硬化の原因にもなり、そこから心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる病気につながる可能性があります。これは血管に悪玉コレステロールが増えすぎ、これが酸化して血管の壁に入りこみ、血栓を作りだしてしまうのです。オメガ3には血液の通り道を塞いでしまう悪玉コレステロールの量を減らすという作用があります。さらに善玉コレステロールを増やす働きを持ち合わせているため、大きな健康効果が得られるのです。
次に中性脂肪を減らすという効果もあります。中性脂肪は人間が生きるためのエネルギーとして使用されます。人間が生きるうえで必要なものではあるのですが、消費されずに余ってしまったものは、体に蓄積され体脂肪となってしまいます。これが肥満や生活習慣病の原因となってしまうのです。オメガ3のひとつにEPAというものがありますが、これを継続して摂取することで、血中の中性脂肪の値を減らすことができるのです。
そして高血圧の予防にもつながります。高血圧とは、慢性的に血圧が高くなっている状態をさし、この状態が長期間にわたって続くと、血管がかたくなり、心臓にも大きな負担がかかります。オメガ3のひとつEPAには、ドロドロになった血液の流れをスムーズにする効果があるため、血流を改善することで心臓への負担を減らすこともできます。
また眼病の予防にもオメガ3は効果があるとされています。オメガ3は目の網膜が使用する成分であるため、様々な眼病予防にも効果が期待できます。特に高齢者に多く見られる、中心視力が低下したり、ものがゆがんでみえるなどの加齢黄斑変性症は、オメガ3の摂取が不足することで起きるとされています。加齢黄斑変性症は加齢が原因で引き起こされる病気ですが、若い頃から積極的にオメガ3を摂取しておくことで、予防することができるのです。
そして脳機能の活性化にも効果をあらわします。オメガ3が体内から不足してしまうと、脳細胞が円滑に働くことができなくなり、機能が落ちると言われています。オメガ3を日頃から摂取しておくことで、機能が落ちることを抑えることができます。その他に免疫力の強化やダイエット、うつ病やアレルギーの抑制など、非常に多くの健康効果をもたらします。